葬儀の準備

寺院や斎場で行う

寺院を借りる場合は菩提寺に相談を

ふだんから菩提寺と密なおつきあいがあれば、葬儀についてもさまざまな便宜をはかってもらうことができるが、菩提寺が遠方の場合は、近くの寺院を菩提寺に紹介してもらうのが一番だ。会場となる寺院が決まったら、世話役代表と葬儀社が出向き、喪家が用意するもの、葬儀社が手配するもの、寺院で借りれるものなどを確認しておく。

神社では弔事は行わない

自宅が手狭なときや故人の社会的地位や業績などによっては、会場を用意しなければならない。神社では弔事を行わないので、葬儀が神式の場合には、自宅かあるいは会場を借りて行うことになる。それは東京でも埼玉でも葬儀は同じように行うだろう。キリスト教式は教会で行なうのが一般的だ。

斎場を借りる場合は収容人数を確認する

斎場には、葬儀社など民間で運営しているものと自治体が運営しているものがある。葬儀社が運営するものは料金が割高だが、設備や機能面では整っている。自治体の場合は火葬場に併設されているか、専用の斎場が多いようだ。いずれを借りる場合でも次の点を確認しておくことが大切。

1.収容人数
2.駐車場の有無
3.使用時間の制限
4.宗教上の制限
5.棺を預かってもらえるかどうか
6.宿泊施設の有無
7.寝具の手配先
8.通夜ぶるまいや精進落としのための施設の有無
9.料金などの手配先

などだ。また、喪家で用意するものなども確認しておこう。

公営施設を借りる場合、用具は葬儀社に依頼する

マンションや団地などの集会場や公民館などの公共施設を葬儀に使用することもできるが、この場合は「場所」を借りるだけなので、葬儀に必要な用具は、葬儀社に頼まなければならない。また、通夜ぶるまいや精進落としなどに用いる食器の準備も必要となるだろう。

会場についたら供花や席順を決める

葬儀会場を借りる場合は、棺とともに喪主をはじめ遺族、世話役、主だった人は移動する。また、用具やその他の必要なものも移動させなければならない。会場では、係員に従って下見をし、葬儀社の人と供花や弔問客の席順などを決めておく。

自宅には留守役をおく

寺院や斎場を借りる場合は、近親者や近所の人にお願いして二、三人に自宅で留守を預かってもらう。これは、用心と留守中の電話や弔問客に応対をしてもらうため。また、玄関先には会場への地図を記した忌中札を貼るようにする。

戒名をつける

宗派などの関係で戒名をつけない場合もある

仏式で葬儀を行う場合は、戒名(法名、法号ともいう)を葬儀までにつけるのが一般的となっている。どんな戒名が良いのかは、故人の年齢や性別、業績などによって違ってくるので、先祖の戒名や故人の情報を僧侶に話してつけてもらい、お礼としてお布施を贈る。

戒名は宗派や菩提寺によってちがい、菩提寺以外でつけるとトラブルになることがある。また、故人の意志で戒名をつけないで葬儀を行うこともあるので、その際は僧侶にその旨をよく理解してもらうようにする。

納棺

通夜の前にすませておく

遺体は棺に納めて、通夜の祭壇に安置しておくので、その前までに納棺をする。葬儀社の係員の指示に従って、遺族や近親者の手で棺に遺体を納める。

棺は完全に閉じずに蓋はのせたままにしておく。釘打ちは、火葬場への出棺前に行う。

棺に納める遺愛品を選んでおく

棺には、仏式なら遺体のほかに経帷子や数珠などを納めていくが、故人の遺愛品などを入れることができる。燃えにくいものを避けて、あらかじめそれらの品を選んでおけば、出棺のときにあわてずにすむ。

遺影の準備

ネガがなくても複写できる

故人の気に入っていた写真があれば理想的だが、ひとりだけで写っている写真がない場合には複数で撮った写真から複写して使うと良いだろう。また、カラー写真からも白黒の遺影を制作できるしカラー写真を遺影に使う葬儀が、埼玉の葬儀場でも最近では見られる。

最終更新日:2017/9/11